BLUE POINT Garden & Architecture

名店へ向かって  Record Bar Soundsの音を愉しむ空間づくり

2026.07.27

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BLUE POINTが設計を手掛けましたRecord Bar Sounds

サライ2025年5月号に掲載されております

和室で寛ぐレコードバー|Record Bar Sounds【上野の美味さんぽ】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト

 

クライアントの、 畳で楽しむレコードバー のコンセプトのひと声で、このお店がばしっと決まりました。畳に、障子に、木のカウンター、そして左官の塗壁。実は仕上げ材のみならず、見えないところに非常に手間も予算も掛かっているのがこのRecord Bar Soundsなのです。

 

居心地のよさ【滞在時間の質】 と、性能面で快適であること、とはイコールです    即ち今回 断熱性能のアップと、音響空間と、防音性能のニーズが丁度いい塩梅に落とし込まれたのです。

 

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店舗では、通常ここまで断熱性能 遮音材 断熱材充填 などの下地に力を入れる事はないと思う。ただ、そこが今回 居心地がいいと評される店舗の秘訣なったところだと実感する。

幸い 新築のビルへの内装工事の為 配管設備などの老朽化や、ルートを確認するのが困難。。といった

問題点もなく、予定通りの施工をする事が出来た。

 

防音性能はあがり、 それに比例して断熱性能があがっている。というのは、熱環境的に非常に安定した状態となり

外側の影響を受けにくく、エアコンさへあればコントロールが適切に出来る様になる。

一見、 見えない部分のコストではあるが、 掛けた事が功を喫している好例となった。

空間づくりは、 単に見えがかりの意匠性だけでなく、 滞在を快適にする根本的な工夫も、可能であれば取った方がよい。

 

また、これも見えないコストの一つであるが、 塗料にはオスモを指定して入れて、通常施工サイドは高額になる為に

避けたがる項目なのだが、敢えて強調し揺ぎ無く代替えをしない、という選択で 空気環境もより安全なものに

作り上げた。塗料の扱いは ひとが長時間滞在する空間で店舗といえどもこういう箇所には目を配りたい。いえ、店舗だからこそです。

 

また、内装を手掛けた現場サイドの心意気と、職人さんの腕も非常に素晴らしく、 造りつけたレコード棚においては大工さんは、某TV局の音響室などを実際に手掛けた腕利きの方。

 

竣工後1年半 JBLのスピーカーと重い重いレコードをたっぷり搭載した、この造り付の棚。 障子が入っているのですが私が訪れた時もスっ スっ と微塵の歪みもなく気持ちよい建具の滑りで、時間を経て 味わいも増してより素敵なお店になっていると実感して、嬉しい日でありました。

 

何より、クライアントでありオーナーであり、 日々 お店に立たれる幹太氏の熱い熱い想いやレコードバーを愛する方々の情熱が 良い空間に唯一無二感を与えていると思います。

 

F.Yoshikawa

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