BLUE POINT Garden & Architecture

17枚の建具

2026.04.02

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その後 築150年の静岡県内にある古民家とはとても〈懇意に〉付き合ってます。 先日 浜松市内の金原明善記念館を訪れ館長のお話を暫くお聞きしました。

明善生家は凡そ築250年 江戸時代から金原家の屋敷として使われていました。この金原記念館の架構ととてもよく似ており、材の使い方も築年に100年もの開きはあるもののそっくりだと思いました。

この古民家は周囲をぐるっと縁側で囲った様な作りで、田の字型のそれぞれの部屋は建具で仕切られた形になっています。 10畳の居間として使う部屋においては実に四周の全てを合わせると(開き扉も含めて)17枚もの建具[障子入り]になる。 季節に応じ、その時々の事情に応じて開けたり、閉めたり。少し隙間を使ったり・・そしてこの可変性に常にうっとりとしています。。。

寒く暗い、冬を乗り越えて陽光と花々の溢れる 里山の春を迎えています。

そういえば、鶯がまるで 色んな鳴き方を試すようにして。囀っているのがとても楽しいです。     F.Yoshikawa

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